[PR]看護師の好条件な求人情報満載:転職活動なら看護師専門サイトにお任せ!
ようこそ春欄荘へ
第6話・・・スペシャルメニュー
「拓哉〜腹減ったー、今日の晩飯何?」
夕方7時頃、部屋に戻ってきた僕に開口一番に龍之介さんが尋ねる
やれやれ、仕方ないと思いドアに貼り付けてある(龍之介さんが態々貼った)献立表を見る
「え〜っとぉ……ん?」
「どした?嫌いな物でも出るのか?(笑)」
「あ、そうじゃなくてスペシャルメニューって書いてあるだけなんだけども」
スペシャルメニュー……余程豪華な丸秘メニューとかか?
なんて事を考えつつ龍之介さんに目をやると……何故か固まってるし
「どうしたんです?龍之s
「さーて、今日は外行って弁当でも買って食うか〜」
「既に門限過ぎてます、と言うかもう御飯の時間になりますよ?」
「嫌 だ!俺はぜっっっっっっっっっっっっったいに食べない!」
何なんだいったい(汗)
っと、もうこんな時間か
「先に行ってますから龍之介さんも後で来てくださいよ」
食堂に入ると……居るのは山吹矢吹のみだった
「あれ……他の人誰も居ないのか?
「んー、なんか今日はいらないって言って誰も誘っても来なかったの……私嫌われてるのかなぁ?(汗)」
「むぅ?あの暴食王の龍之介さんも今日はいらないとか言ってたけどスペシャルメニューってのと関係あるのか?」
僕は山吹矢吹の最後の発言を無視した
まぁいいか、出てきた料理見れば分かるだろう
とか何とか考えていると管理人の春香さんが料理を持って現われる
「あれ〜、今日はこれだけしか居ないんですかぁ?」
「……みたいですね」
「まぁいいですぅ、じゃあ拓哉君と矢吹ちゃんに本日のスペシャルメニュー『春香の焼き魚定食』をご馳走します〜」
あれ、今日の御飯は管理人さんが作ったのか
僕と山吹矢吹は料理を受け取ると唖然とした
真っ黒な物体とお粥のような御飯、そして味噌汁
「なんか納得した……」
「ん、何がですかぁ?」
僕が呟いた言葉を聞き逃さなかったのか管理人さんが覗いて来る
「いやなんでも、いただきます」
僕は恐る恐る手に箸を持ち魚に伸ばしそれを口に放り込む……味は言うまでも無い
ちなみに味噌汁については味すらしなかった、どういう風に作ればこんな物が(汗)
少しずつ箸をつけてこれ以上は無理だなと思い立ち上がる――と
「もう……食べてくれないのぉ?」
管理人さんがウルウルと瞳をふるわせながら上目遣いで覗く
……本当にあんた何歳だよ(汗々)
幼稚園児並の反則的な顔をされ、僕は渋々と完食をした
そしてそれと同時にみんなが一番来たがらない理由が何となく分かった気がした(苦笑)
そして僕はスペシャルメニューの時は来ない事を胸に誓った
ちなみに山吹矢吹は平然と食べきったと聞いたのは後日談
あとがき
ちなみに普段は給食管理センター(だっけ?)が御膳を運んでいたりする
と言う事で春香の子供レベルがまた一段と上がった今回
久しぶりでこれです御免なさい(ぁぁぁ
次回はもう少し頑張ろう(苦笑
戻る