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激しい銃撃戦
そして爆発を起こす機体
宇宙と言う名の戦場で繰り広げられる戦争
その中で一際目立つ真紅の機体――ナイトメア
『95機目撃退確認……残り稼動限界時間30秒
接近敵残影3機確認……』
「それだけあれば十分だ……行くぞナイトメア――っっ!!」
ナイトメアが接近する機体を次々と腰部と椀部に搭載された機関銃で攻撃、迎撃していく
3機目を撃破するとほぼ同時にメインモニターに「WARNING LIMIT」と表示され機体が停止する
「ふぅ……こんなものか」
機体が停止すると同時に男はヘルメットを脱ぐ
『マスター、お疲れ様でした。
只今より世界ランキングへの登録を行います。
暫くお待ちください……』
「サウトアドゲーム98機迎撃か……自己ベストタイだな
フッ、今回も世界ランキング大会優勝は私で確定だろう……」
男は勝利を確信し、テーブルにあったワインを回しながら勝利に酔いしれていた
『世界ランキング登録完了……並びにマスターの登録を持って本大会の全工程終了
只今より世界ランキングをメインモニターに表示します』
メインモニターにランキング下位から順に名前があげられていく
しかしそこに映し出されたランキング1位は期待を裏切るものだった
木場 勝也――迎撃数102
「なっ!!馬鹿な……迎撃数100を超えただと!?」
この男にとってこれ程の屈辱は無かった
なぜなら今まで一度も1位を明け渡した事がなかったからだ
しかも自身の自己ベストを凌ぐ迎撃数102
プライドの高いこの男はすぐに自分に勝った男――木場 勝也の事を調べるようサーバーにアクセスする
『了解、これよりIDネーム木場 勝也のラグフォドゥン”の過去成績・ランクを検索します
暫くお待ちください……』
COMPが検索する事1分程――この時間を苛立ちながらに待つ
『検索完了……木場 勝也のデータ報告
国籍――日本
現世界ランキングサウトアドゲーム1位
称号――Newcomer
使用機体――オーキス
過去対戦成績――サウトアドゲームランキング戦1回
他対戦成績……無し』
「……馬鹿な!?初参加でこの成績だと?
しかも使用機体はオーキス……明らかにランキング戦に不向きな機体で……信じられん」男はただ、この現実に驚愕した
――日本、某所
『世界ランキング登録完了……あなたの成績を反映します
只今より世界ランキングをメインモニターに表示します』
巨大アミューズメントパーク内の一角
今話題のグローバルネットゲームラグフォドゥン”
そしてここに今、世界を震撼させた男――木場 勝也がゲームを終え、箇体から外に出る
「ふぅ〜、結構迫力あるなこのゲーム」
「お疲れ勝也、結果はどうだったの?」
そう言い、箇体から出てきた勝也に話し掛けたのは幼馴染の相沢 実加李
「おぉ、なんか1位って出てたけどどうせこのゲーセンでの成績だろ?
それよりもこれって対人戦とかできねーのかな、あったら面白そうなんだけど」
インターネットにより全世界へと繋がっている事も気付かずに勝也はただ、このゲームの面白さに惹かれていた
ラグフォドゥン”とは
ICカードを作成し、機体を選択し次々と現われる敵機を撃墜していくゲーム
そしてその戦績はインターネットを通じて全世界へと公開される
そしてこのゲームで1位を取ると言う事は同時に全世界にライバルを作ると言う事でもある
「迎撃数102機……こいつは驚いたな、ジェラード=ミューラーのベストを上回ってるじゃないか」
「どったの店長?ジェラードって誰?店長の彼女?」
「まさか店長……○モ?」
勝也と実加李に茶化されるも店長は無視して話す
「ジェラード=ミューラー……、"ラグフォドゥン”で今までずっと1位をキープしていた男の名前だよ
それを今回お前は前回のジェラードの記録を4も上回ってクリアしているんだ……」
「へ〜……って、凄いじゃん勝也!?」
「……つまり俺って世界一?」
「そう言う事だな……こんなのに負けたと思ったらミューラーもさぞ悔しがるだろうなぁ」
「酷っ!こんなのってなんだよ店長〜」
とても凄い記録を出したとは思えないほどの会話
だがそんな会話を1つの通信が遮る――
『――通信が入りました、発信者の名前はジェラード=ミューラーです
受信しますか?』
箇体に繋がっているパソコンから無機質な音声が流れる
今まさに話していたジェラードからの通信
この突然の通信に勝也達は一気に静寂した
そして店長がゆっくりとパソコンについているテレビ電話で対応する
「……何のご用件でしょうか?」
「そちらに今回の戦いで1位を取った奴――Katuya=Kibaはいるか?」
「勝也、お前にだ」
勝也は無言で店長と入れ替わりパソコン設置のカメラの前に立つ
「何の用?」
「君がそうか……早速で悪いんだが通信対戦を申し込みたい」
「通信対戦?……通信対戦って何、店長?」
「通信対戦ってのはなお前さんがさっきあったら面白いな〜って言ってた対人戦の事だよ」
「お、マジマジ!?やるやる!」
と、勝也は楽しさに駆られはしゃぎまわる
「ほぅ、逃げずに立ち向かうか、なら接続を待つ
こちらのIPは248.932.426だ」
それだけ言いジェラードは通信を一旦切った
「勝也、大丈夫なの?」
「なにが?ゲームで楽しむだけじゃん」
と、実加李の問いかけに勝也は楽しそうに言う
「――でも、やるからには勝たないとな」
勝也は箇体の操縦席に乗り込むとICカードを挿入し先ほどのIPを入力する
そして機体を選択する――使用機体は前回同様オーキス
オーキスの一番の特徴は遠距離からの狙撃、そして旋回能力の高さ
反面、動きが鈍く装甲もあまり高くない
そしてこの機体がサウトアドゲームに不向きな理由こそこの機体が他の者に使われ無い原因であった
『ゲーム起動……相手箇体に通信接続を開始します……
接続完了、起動します』
かぶったヘルメットから見える景色が突然真っ暗な空間へと引きずり込む――
僅かにともる光は無数に散らばる星の輝きのみ
そして通信機にジェラードからの通信が入る
「勝負は相手機を迎撃した方の勝ちだ
俺はお前を打ちのめして自分の自信を取り戻して見せる――!!」
「あ、そう言う理由で挑んできてたのか……ならこっちだって手加減しないぜ!」
互いに火花を散らしながらシステム起動を待つ
『システムチェック完了――
全パーツ、オールグリーン――
機体射出まで10秒前――』
射出までの短い時間……2人の間に緊張が走る
『5……4……3……2……1……0――射出します』
2つの機体が同時に射出される
そしてそれと同時にナイトメアが一気に勝也のセンサー内から消える
「――いきなりセンサーアウト?確かあの機体は超高速移動型……センサー外から一気に近付いて不意打ちする気……か?」
勝也に緊張が走る
オーキスの一番の弱点……それは長距離射撃を得意とする機体でありながら、そのセンサー範囲が狭いと言う事
つまり、肉眼で離れた敵を発見し、攻撃しなければならないのだ
「フフフ、オーキス死角からの超高速攻撃に耐えられると思うなよ!!」
ナイトメアがオーキスの後方へと回り込み、一気に加速を開始する――が!
オーキスが突然の旋回を開始し、ナイトメアを正面に捉え、射撃する
「なっ――!?」
ナイトメアはかろうじでその一撃を避けると再び距離を開ける
「馬鹿な……まだオーキスのセンサー外だったと言うのに……、ええぃ!もう一度アタックだ!」
そして今度は側面からの攻撃を目論む――
しかしその攻撃も予測していたかのようにナイトメアの正面を向き攻撃をしてくる
「……奴は肉眼でナイトメアを捉えているとでも言うのか?
……仕方が無い、接近戦で一気に叩く!」
「へへっ、遠距離から来たって無駄だぜ、眼だけは自信があるんだからな!」
オーキスの前後左右に付けられたモニターを確認し、すぐに敵を発見して攻撃に移っていたのだ
オーキス一番の弱点センサー外からの攻撃、接近への反応を自身の力で完全に克服しているのであった
一瞬の沈黙の後、ナイトメアがオーキスの正面から一気に突っ込んでくる
「正面から――!?」
オーキスは砲撃で応戦するがその攻撃を紙一重でかわしどんどんと接近してくる
そして機関銃を使い、確実なダメージをオーキスに与える
「くっ――!旋回して砲撃じゃ間に合わない……突撃槍に持ち替えて応戦する!」
手にもっていた巨大な銃を捨て、腰部に装備されていた突撃槍に持ち替えた
「今更代えた所でこのスピードについていける訳が無い!」
「ッ――そんな事やって見なければわからないだろ!!」
高速移動を繰り返し攻撃してくるナイトメアにオーキスは突撃し、突撃槍でつきぬける――
まさに勝負は一瞬だった
ナイトメアの攻撃を受けながらも突進したオーキスの突撃槍はナイトメアに深々と突き刺さった
「バ……バカな」
「勝負あり……だな」
『WINNER 木場 勝也』
「負けたよ、サウトアドゲームでの102機撃墜はまぐれじゃなかったんだな」
「いやいや、あんたこそ中々だったぜ
あと一撃分攻撃喰らってたらオーキスの耐久値もたなかったもん」
「フッ……だが、次にやる時は負けないぞ?」
「こっちだって!!」
「青春ってやつだな〜」
「本当に、ね〜。良かったね遊び相手が増えて」
「まぁな、こっちもまた返り討ち出来る様に頑張らなきゃな」
勝也は笑顔でそう答えた
あとがき
まぁ、なんだ……あれだ(謎
実加李の存在意義が無い、店長は○モだ(色々マテ
戦闘部分が単調なのは相変らずヘタレ全開としてもう少しその辺を上手く書きたいなぁ
……寧ろこの話しで何がしたかったんだろう(オイ
あぁ、あれだ、アーマード・コアがやりたくなりませんか?って事だ(違
……本当にこの話作った意図忘れたぞ(氏ね
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